IPUTインターン生の臨地実務実習が修了しました!
2024.12.02
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IPUTインターン生 椎名
昨年に引き続き、今年もキャリアフラッグは東京国際工科専門職大学(IPUT)の「臨地実務実習」の受け入れ先企業として実習生を受け入れました。
そしてその実習生の一人である椎名さんに今回の記事作成をお願いすることになりました。
初めまして、IPUTインターン生の椎名です。今回は私がメディア、「伝える」仕事について興味があるということから、記事作成の機会をいただいたため初挑戦します!
<実習実施背景>
そもそもCFと私が通うIPUTとの関係について、HPを引用しながらご説明します。
・東京国際工科専門職大学(IPUT)とは東京国際工科専門職大学は、日本で初めて、情報分野で文部科学大臣に認可を受けた専門職大学です。“Designer in Society (社会とともにあるデザイナー)”を教育理念とし、ICT(情報通信技術)やデジタルコンテンツ技術の修得はもちろん、ビジネスの最前線で行う「臨地実務実習」などを通じて、テクノロジーを駆使して未来をつくるデジタル人材を育成します。
(HP引用:https://www.iput.ac.jp/tokyo/about/)
・臨地実務実習とは総期間16週間以上、実働時間は600時間以上の臨地実務実習。ビジネスの最前線である企業に身を置き、プロトタイプの制作までを実践します。短期の就業体験・インターンシップと違い、明確な目的を持って取り組むからこそ高度な実践力が身につきます。
(HP引用:https://www.iput.ac.jp/tokyo/about/cooperation/)
このような背景から、今回の10月から始まった実習が11月19日の最終成果発表をもって修了したということについて、レポート形式で大変だったことなどを当事者目線でお伝えしていきます!
<実習概要>
・実習期間:約1ヶ月半(10月1日〜11月20日)
・参加実習生:IPUT3年生の3名(椎名優衣 小暮塁 許斐鼓太郎)
<実習内容>
・椎名:講義の手伝い、IPUTにて特別講義の実施等
・小暮:講義の手伝い、営業の同席、IPUTにて特別講義の実施等
・許斐:講義の手伝い、動画制作等
<最終成果>
今回の実習では、最終成果として小暮と私が企画した1・2年生向けの特別講義をIPUTにて行いました。
キャリアフラッグの方が行っている講義を受講したことがきっかけとなり、最終成果としてIPUTで講義を企画することに決めました。特に影響を受けた講義は自分の強みや、自分なりの働く意味を掴み、「実社会で活躍する人材」へと成長することを目的とした1・2年生向けの講義でした。その講義ではチームワークが活発に行われており、本校の講義で行っているチーム制作で苦しんだ経験が多い私たちは、同様の講義を本校でも実施し、下級生の学びに貢献したいと考えました。
また、許斐はキャリアフラッグの行っている素晴らしい講義をより多くの人に伝えられるよう、キャリアフラッグの実施している講義のPR動画を制作することにしました。制作にあたり、講義を受講している学生に自らアプローチし、インタビューを行いました。
<講義を行うまでの葛藤>
講義開催に至るまでに、私たちはいくつも議論を重ね、熊澤さんをはじめとするキャリアフラッグの方々にご指導をしていただきました。
そもそも、私と小暮とでは本講義に対する目的や価値観などが異なっていました。私は「伝える」仕事に就きたいと思い、キャリアフラッグを実習先に選んだため、講義においても学んだことを「伝える」ことを主軸に企画しようと考えていました。しかし、小暮は営業に興味があり、そもそもこの講義を企画すること、そしてそれを本校に営業すること、講義においては学生を楽しませることに重きを置いており、2人の中で価値観の違いがありました。その違いを企画当初は認識せずに内容の計画をしていたため、主軸が定まらずストーリーのつながらない計画書になっていました。また、キャリアフラッグで行っていたワークをすべて本講義で実施しようとした結果、それぞれのワークを「何のために行うのか」という目的が不明確になってしまっていました。
しかし、熊澤さんのご指導のもとお互いの価値観の違いに気付き、「なぜ」この講義を行いたいのか議論を重ね計画を練り直すことができました。最終的に「一歩踏み出したコミュニケーションをしよう」をキャッチコピーとした講義を計画し、無事に実施することができました。講義には30名の学生が参加してくれました。そのうち28名から事後アンケートの回答をいただき、28名すべての学生が「今後、同様のチームワークのコミュニケーションに関する授業を実施してほしい」と回答しました。また、協力いただいた教員からも是非今後も同様の講義をしてほしいとお言葉をいただきました。
▲11月19日最終成果発表(特別講義)実施の様子
<実習を終えての感想>
ここでは、私を含めた実習生3名の感想を掲載します!
・椎名
本実習を行う前の私は何になりたいのか、何をやりたいのかを見失っていました。弊学は専門職大学で、クリエイターを目指す学生が多く在籍しています。私は元々エンタテインメント業界の企画・広報志望で弊学に入学したのですが、授業はもちろんクリエイターになるためのものばかりで、なぜこの授業を受けているのかよくわからなくなっていました。しかし、キャリアフラッグでの実習をして私は「伝える」仕事がしたいのだと再認識しました。これは、本実習が自ら考えて動くもので、自分自身を見つめる機会が多かったからだと思います。最終的な成果物も具体的なタスクも自分たちでやりたいことを見つけ実行する、キャリアフラッグでしかできない学びでした。
この見つけた自分自身を見失わずに、今後の人生につなげていきたいと思います。
・小暮
今回の実習では企画を立案するところから始まり、それに伴って様々な方へのアプローチ、集客を行い企画を作りあげ、成功することが最終的な目標でした。そしてこれらをしていくうちに私は人に対して話す時いかに自分の気持ちを上乗せして上手く説明するのが難しいかを理解しました。その一方自分が熱量を持ち行動することでこれだけの人が動いてくれるということも再認識することができました。今後は自分の伝えたいことが一貫しているのか本当に伝えたいことなのかを常時考えて行きたいと思います。
・許斐
今回の実習では実際に複数の学校のキャリアフラッグの講義に足を運び、講師の方々に直接会ってお話や撮影を行い、キャリアフラッグの活動を動画として作成しました。今回の臨時実務実習Ⅱの私の最大の目標として、「明確な目標を持ち実習のゴールへと進む」という目標を決めており、臨地実務実習Ⅰでは、「私は実習で何を得るのか」を見失ってしまいました。この反省点を活かして、この実習では「キャリアフラッグの魅力を学内・学外問わず発信したいですっ!」という、他のメンバーと伝え方は違いますが、キャリアフラッグの魅力を伝える点ではゴールは同じで、他のメンバーとの連携とともに達成することが出来ました。また、講義を教師目線から見たり、複数の大学へ行くことで文系理系・学部学科により、学生さんが思っている感想の変化など、普段は見ることや聴くことが出来ない非常に貴重な経験と思います。この実習で学んだ経験を無駄にしないように、今後の活動に活かしていくように努力いたします。
「伝える」仕事の一環として今回このような記事作成をさせていただきとても光栄でした。キャリアフラッッグの皆様ありがとうございました。
これからもキャリアフラッグは、様々な高等教育機関の方々と協力し、次世代に対するキャリア教育を積極的に行って参ります🚩
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